2008年に向けて

残すところあと少しで2007年も終わりです。今年も多くの方々との出会いに恵まれ、いろいろな経験をさせていただいた一年でした。今年は、自分の中で、これまでの仕事を形にさせたいとずっと願っていたことをフラフラになりながら仕上げ(笑)、それがどうにかメドになるところまでもっていけました(これは、形になった時にご報告します)。ただ、ちょっとハードスケジュールすぎたかな・・というところが反省・・・。本当に、今年もたくさんの方々にお世話になりました。ブログ上ではありますが、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

2008年は、これまでの研究をいろいろな形で発信していくことや、自分の学校臨床のレベルアップをいつもよりもさらに力を入れて取り組みたいと考えています。

また来年も、学生共々、多くの皆様のご指導ご鞭撻を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

皆様にとって2008年が幸せ多き一年になりますように・・・

小林朋子

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災害時に障がいのある子どもへの支援を行うために

平成18,19年度の2年間、静岡県教育委員会指定学校防災推進指定を受けた沼津養護学校と共同研究を行ってきました。「地域、保護者、教職員がともに子どもの生命を守る体制つくり」をテーマに、静岡県の課題である東海地震発生時に障害のある子どもやその家族をどのように支援していけばよいかということで様々な活動や研究を行ってきました。コバ研では、昨年度、中越地震で被災した特別支援学校の保護者や教職員の方のご協力を得て、アンケート調査(今年度の特殊教育学会、学校心理学会で発表)や面接調査を行いました。さらに、これらのデータをふまえて、教職員研修やPTA研修会も行いました。また沼津養護学校の大石先生が中心となって、避難所訓練など防災局も巻き込んだ様々な実践活動を行いました。

こうした活動の報告会として12月12日に、事業報告会を行いました。面接調査でお世話になった前長岡市立養護学校長 畠山先生(現新潟市内小学校長)、中越地震を体験した保護者として木村さん、静岡県防災局の小澤さん、PTA会長の遠藤さんといった多彩なパネラーの方のお話をふまえて、静岡での障がいのある子どもへの支援について考えました。特に畠山先生のお話は、いろいろと考えさせられるところがありました。また、ざっくばらんで、感謝の気持ちを忘れない畠山先生のお人柄によって、震災という大変な中でもみんなががんばれたのではないかと思いました。参加した学生の感想を聞くと、畠山先生の話にとても考えさせられたようです。

報告会の後は、大石先生や防災局の先生方、この事業に関連する先生方と懇親会をしました。東海地震の際の対応についてあーだこーだと熱い議論があり、それが帰りの新幹線の中まで続きました(笑)。こうしたクリエイティブな議論ができるのはとても楽しいですし、研究の成果を地域に還元したいという思いを強くします。残念ながら東海地震が発生してしまった時に、多くの子どもたちが命を落とすことなく、支援を受けられる体制が静岡で整うように、県教育委員会や防災局の先生方と連携してがんばっていきたいと思います。

松原記念賞受賞

先月、琉球大学で開催された日本カウンセリング学会第40回大会で、日本カウンセリング学会学会賞の一つである「学校カウンセリング松原記念賞」を受賞いたしました。009

正直、学会賞のような栄誉ある賞を自分が頂けるなんて、思いもよらなかったので(これぞ、”想定外”)、内定のご連絡を頂いた時には、「え?なぜ私?」としばらくぼーぜんとしました。総会で、福島先生から受賞理由を聞くまでは、「新手のドッキリだったらどうしよう」と思い、最後の最後まで自分の受賞が信じられませんでした。理事長の國分先生から賞状を頂いて、ようやく受賞を実感できたのが本音です(笑)。

受賞理由は、カウンセリング研究に発表した2本の論文、そして学会での活動、児童虐待に関して早期から着目し研究していたことなど、学校カウンセリングに関する活動を総合的に評価され、理事の先生のご推薦もあり、受賞が決定したそうです。

この受賞は自分の力だけで頂けたものではないと思っております。受賞の際に「一言コメント」と言われ、そこでお話させていただきましたが、この賞は、これまでに研究を指導してくださった先生方、様々な面で支援してくださった方々、学校現場で一緒に活動してきた先生方、これまでに出会った子どもたちや保護者の皆様、そしてコバ研やポレポレクラブの学生のみなさんといった、本当に多くの方のサポートのおかげです。本当に本当にありがとうございました!!受賞できたのは、こうした多くの方々の出会いの賜物と思っております。今後も、いつも笑顔で、どんな状況でもあきらめず、あらゆる状況に対応できるスクールカウンセラー、そして研究者として、精進していきたいと思っております。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

さらにその後、沖縄に住んでいる国際武道大学時代の教え子のポレポレクラブのスタッフが集まってくれて、同窓会&お祝い会をやってくれました。015_2 久しぶりに元気な(元)学生たちの顔が見れて本当に楽しかったですし、心からうれしかったです。勝浦で共に子どもたちのためにがんばった時代が、キラキラして見えて、とてもなつかしく思えました。

これからも、学校現場を大切にした実践、研究を進めていこうと、改めて確認した沖縄への旅でした。

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