桜並木の向こう側で

今日は、市ヶ谷にある法政大学での打ち合わせ。

ここ数日の寒の戻りでお堀の桜並木は5分咲きくらいだったけれども、ちらほらと花見の人たちがいた。お年寄りの方から子どもまで、桜を愛でている様子はとても平和で微笑ましい光景だった。Image095

のんびりとした春の光景をビルから眺めていると、向こうに防衛庁が見えた。そこにはニュースで報道された迎撃ミサイルが配備されている。ありふれた春の日常の側に、ミサイルがあるんだ・・。たった1発でもここにミサイルが打ち込まれたら、こんな平和な、ごく当たり前だと思ってた光景はなくなってしまうのだ・・・。ミサイルなどとても自分の生活に遠いものだと思っていた。にもかかわらず、いつでも発射できるミサイルが都会のど真ん中にあることに、なんとも言えない気分になった。

被害者支援をやるようになってから、頭の中で様々なシュミレーションをするようになっている。

「ここでこういうことが起きたら、自分はどう動くか」

これまでは事件、事故、そして災害でのシュミレーションだった。

洋書を読んでいても、「テロや戦争」に関する章は目を通していなかった。どこかで自分とは関係のないものだと思っていたのだと思う。

だけれども、今日、思った。

もしミサイルが落ちてきたら、心のケアってどうなるんだろう。

どう進めていけばいいのだろう・・・。

そして太平洋戦争の時に、その当時の人たちはどのように支えあったのだろうかと・・・。

日本は世界で唯一原爆が投下された国だ。そして集団自決、特攻隊・・・。多くの人が亡くなった。その中で、生き残った人たちはどういう思いで生きてきたのだろう。何を励みに、そのような状況の中でも生きようとしたのだろう。何が支えになったのだろう・・・。

現在の日本の臨床界において、かつての戦争の教訓が活かされているのだろうか・・・なので、戦争を生き抜き、臨床を生業とした先輩たちに、「どうしたらよいか」と話が聞きたいと思った。

一番良いのは、戦争もテロもなくなることだ。災害は自然の力で引き起こされるものだから最小限のところしか防げない。けれど、戦争やテロは人間のすることだから防げるところが大きい。

ただ万が一起きたら・・・そんなシュミレーションを初めて考えた。

桜並木の平和な光景を見ながら、「テロや戦争が起きたらどうしたらいいのか」と考えた今日は、なんだかとても複雑で、悲しい気持ちになった。

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卒業・・・

先日、永山くんと望月さんがコバ研から巣立っていきました。そして、私の名前の漢字の入った日本酒をプレゼントしてくれました(なぜかまたプレゼントがお酒なのです苦笑)。 Image082

中学校の卒業式では、相談室の生徒さんたちから花束を頂きました。胸が熱くなりました。Image081

人生、出会いがあれば、別れもある・・・

新しいステージで、その子らしく、笑顔で過ごせるよう、願う気持ちで一杯です。

そして・・・あと10日ほどで、新年度スタートです。

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追いコン

先日、恒例の追いコンが開催されました。卒業生のみなさんもかけつけてくれて、久しぶりに元気な顔を見ることができました。

追いコンでは、コバ研恒例の「卒業一発芸」がありました。まずは、一年越しのリベンジをかけて、いまや静岡県東部の小学校の教師として頑張っているY先生の芸から・・・1年間かけて何が出てくるのだろうと、昨年よりもさらに期待をしてみんなが待っていました。

Y先生は、アトムの歌の歌いオリジナルの振り付け、そして今年度を代表する「ポニョ」の踊りをやってくれました。卒業して学校現場に行く永山君ができるようにと意識してのことだそうです。Ca0map3o そして二人で競演しました。

永山くんは、「利き水」をやってくれました。ただ・・・残念ながら6種類中、2種類しかあたらず、本人はとても練習したにもかかわらず、当てられなかったのが悔しかったらしく来年もまたやることになりました。私もやってみましたが、エビアンしか当たりませんでした(泣)。Ca3nm1ot_2

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望月さんは、1年越しの宿題ができて しまいました。これをやらないと本当の卒業ができないのです。就職をしても、心の一部は静大にあるのでしょう(笑)

卒業していく人、そして卒業した人、みんな静大にゆかりのある人たちが集まるので、今回、ある物を準備してみました。それは、静岡大学60周年記念のお酒「静大育ち」です。

60周年を記念して農学部が醸造した貴重なお酒なのです。もちろん限定品。教員でも一人1本しか購入できなかった代物なのです。Carsnv7r_2純米大吟醸で、とても飲みやすくおいしいお酒でした。 Caw1t0mk

←3月に卒業、修了した3名 

いつも思うことですが、それぞれの新しいステージで、その学生らしさを生かして、社会のためにがんばっていって欲しいなと願っています。そして、コバ研に戻ってきた時に、「あ~ここに帰ってくるとほっとするんだよな~」という場で、いつまでもいたいなと思う今日この頃です。

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SSTプロジェクト完全終了!

先月半年にわたるT中SSTの授業が終わった。

始めた時はまだまだあるような感じだったけれども終わってみるとあっと言う間の半年だった。途中とてもきつかった時があったけれど、TAの学生も先生方も誰も辞めなかった。最終的には全17クラス、そして保健室相談室登校の生徒にも、参加できるすべての生徒たちが全6セッションに取り組むことができた。

教育委員会の研究指定でも何でもないにもかかわらず、担任の先生みんなが全6セッションをやりきって下さった。入試などいろいろなことがあるので途中で中止になるクラスがでることは覚悟していたのでうれしい誤算だった。先生たちの努力にただただ頭の下がる思いだ。

生徒たちが「先生!今日はSSTじゃないの?!」と言ってきたり、生徒の変化を感じるようになってきてこうしたプログラムもありだなと感じたということを話してくれた先生もいた。とにかく中学校全体で取り組んだことがある意味すごいことだよ!と励ましてくれた先生もいた。

とにかく大変な状況の中、学生達と共に走り抜けたような時間だった。いつも頑張って準備をしてくれていた学生たちの姿を見て、「私も頑張らなきゃ」と元気をもらった。TAの学生たちには心からの感謝の気持ちで一杯なのと一緒にあの仲間でやれたことを誇りに感じている。

終了後すぐに事後テストを先生方に実施して頂き、TA総出でデータ入力をしてそれも終えた。そして今日、法政大学の渡辺先生の研究会で学生たちと発表をした。これでこのプロジェクトは終了だ。あとは私がデータ解析などをして、教育心理学会で発表するだけとなった。終わった〜!という思いと、これで終わりなんだという寂しさとが混ざって、今は少し複雑な気分…。

先日のTA打ち上げ会の時にTAのみんなから写真付きのアルバムを頂いた。Cazkentu

本当に想定外のことだったのでびっくりした。だけれどもジワジワと彼等に会えて一緒に取り組めてホントによかったという感動が染み渡ってきた。嬉しかった。教員をやっていてよかったと思えた。ずっと大切に持っていようと思うし、学校現場に巣立っていって成長した姿が見られるのも本当に楽しみだ。

Ta_photo1とにかく、半年間本当にお疲れ様でした!

そしてT中の生徒のみなさん、先生方、法政大学の渡辺先生と学生のみなさん、本当にありがとうございました!

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