シンポ盛況!

先日、教育心理学会が開催されました。

20日には、自主シンポジウム「日本になじむ、いじめ予防プログラム(2)-生徒、教師、大学生、研究者の連携-」で、T中のS先生と一緒に話題提供者として発表をさせていただきました。会場には140人を越える方が出席してください、教室に入れないくらい一杯になりました。本当に参加してくださった先生方、ありがとうございました。

シンポが終わり、次はポスター発表。昨年の静大SSTチームのメンバーも集まってくれて、みんなで発表をしました。

その後は、大阪教育大学の戸田先生、甲子園大学の金綱先生、そして法政大学の渡辺先生と院生のみなさんで打ち上げをしました。

おかげ様で、SST本が学会初日で学会に持ってきた在庫がすべて完売するという事態も起き、みんなで去年のがんばりを慰労しながらの楽しい会になりました。

四川、ふたたび

四川に来ました。

第二次派遣から1年2か月。ずっとまた来たいと願っていた綿竹。

避難キャンプで会った子どもたちは元気かな・・・と、この地に立ってまた祈りました。

同じ町に再び戻れたことが、何よりもうれしかったです。

さて、今日で無事に面接調査を終えました。

そして、皆様から頂いた募金で、本や体育用品を購入して、3つの中学校と1つの高校にプレゼントをしました。どこもとても喜んでくださいました。特に、仮設の学校では体育用品が限られているために、体育の先生が「うれしい」と喜んでくださいました。

詳しくは、あとでリポートしたいと思います!

取り急ぎご報告を!

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思いをつなげる

今年の夏は、7月はオランダ、8月はカナダ、そして9月は中国と毎月連続で海外出張が入りました。移動距離を合わせると、地球一周分です。体が疲れるはずです(笑)

さて、いよいよ、明日から四川に入ります。

約一年ぶりの四川。昨年の7月に避難キャンプで出会った子供達に「また来る」と言った約束がようやく果たせます。その子供たちには会えないと思いますが、その町のどこかに彼らがいるのかなと思うと、なんだかうれしいものです。

静岡を発つ直前に、SCで勤務しているT中へ。

今日、T中の生徒のAさんが、「中国の中学生に渡して欲しい」と言ってある物を持ってきてくれました。それは、折り紙で作った作品です。とても折り紙で作ったとは思えないくらいの仕上がりです。手先の器用なAさんらしい心遣いです。

昨年は、生徒会からの手紙、さらに日本語、英語そして中国語の三か国語で手紙を書いてくれた生徒さんもいて、それを四川の学校に渡しました。そうしたら、その中国の学校の生徒たちからお礼の手紙を頂きました。

中国、そして日本の子どもたちに、国は違うけれども、世界の同じ世代の人たちのために、自分ができることで「何ができるか」を、考えてもらうきっかけになったらいいなと思っています。私はさながら伝書鳩のように、子どもたちの間をつないでいきたいです(笑)。

いよいよです。気をつけて行ってきます。

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募金ありがとうございました!

いよいよ、あさってから四川省に入ります。

今日は、皆様からご協力いただいた募金の集計と、美術教育の高橋先生と学生の高橋君が作成してくださったポスターの印刷をしました。

募金は、お陰様で、なんと!70,996円となりました!

目標を大幅に超える募金が集まりました。本当に、ご協力ありがとうございました!

共同研究者の吉先生とも話しをして、現金ではなく、綿竹中学校の生徒たちに図書を送ることにして、図書室においてもらうことになりました。向こうに行ったら、贈呈式をやることになっていますので、このブログでもその様子をUPしていきますので、ご覧ください!

そして!募金をして下さった方たちから写真を頂いたので、それを基にポスターを作ってもらいました。

すごい素敵なポスターです!青い空で、中国と日本が、赤いリボンで結ばれています。改めて多くの方にご協力いただけたのだと感動しました。

本当にありがとうございます!

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SST本発刊!

昨年度、T中SSTで用いた指導案等が1冊の本になりました。

「10代を育てるソーシャルスキル教育」渡辺弥生・小林朋子編著 北樹出版

お値段は、\2,000+税です。

指導案、ワークブックが入っていますので、すぐに使えるようになっています。

また、これまでのSST本にはあまりなかった「感情」を扱ったプログラム(SS-GRIN)がベースになっていますので、とても参考になるかと思います。

いつもSST研修をさせていただいている、ある教育委員会はすぐに出版社に問い合わせをして下さい、ご購入してくださいました。とてもありがたいことです。

渡辺先生や現場の先生方、静大、法大の学生さんたち、様々な方の汗の結晶のような本ですので、手にした時はとてもうれしかったです。

そして、現場の先生方に少しでも役立つことができたら、さらにとてもうれしく思います。

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