被災地へ

今、東北新幹線で岩手県に向かっています。文部科学省の派遣SCとして、活動をするためです。

ブログに書くタイミングを逃したのですが、4月25日から30日まで、静岡県臨床心理士会の先遣隊として、現地入りしていました。甚大な被害の状況を目の当たりにしながら、学校でのケアをどのように進めていくとよいかについて、各学校の様子を伺ったりしました。

いつも思うのですが、学校の先生方は本当に子どもたちのために少しでもよい対応をしたいという思いでいらっしゃるなと・・・。

ご自分の辛さや疲れをおいておき、目の前の子どもたちに対応されている・・・本当に心から敬意を払わずにはいられません。

ただ・・・2ヶ月が経過していることもあり、ゆっくり、ゆっくりと(←これが肝心)、疲れや気の張りを緩めて頂けたらなと思っています。そのお手伝いができたらよいなと思っています。

気負わずに、現場のニーズを捉えて、かつタイミングを大切にして対応していきたいと思います。

静岡での活動は、昨日の総会も終わり、静岡県臨床心理士会支援本部の活動も正式に組織に位置付けられました。「派遣SC」「派遣保健師のフォロー」「サポートグループ活動」の大きく3つの軸で行っていくことになります。会長が本部長、そして私が副本部長をやらせて頂いています。メンバーのサポートもあって、県士会支援本部の動きも軌道にのりつつあり、「組織としての動きができているな~」と感じています。なので、私もこの派遣SC活動に集中できるのでとても助かります。

今、新幹線の窓からは、のどかな東北の風景が広がっています。向こうの山々にはまだ雪が見えています。

それでは・・・

サポートグループの立ち上げ

静岡県内に移住してこられた子どもたちや保護者の皆様に、少しでもほっとできる場所を作り、静岡での生活をサポートさせて頂きたいと考え、県内に引っ越してきた子どもたちや保護者の皆様を集めたグループ活動をはじめることに致しました。

 お子様は、静岡大学の学生たちとレクレーションをはじめとする様々な活動を行います。その時間に、保護者の皆様は保護者同士でのんびりとした時間をお過ごしいただけたらと思います。各グループには、こころのケアを専門とする臨床心理士もおります。東北地方から引っ越ししてきた方々同士、横のネットワークを作りながら、子どもも保護者の皆様も、気軽にほっとした時間を過ごしてみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

日時:月1回、週末に行います。この後の予定
     第1回 2011年 5月15日(日) 13~15 時
     第2回 2011年 6月19日(日) 13~15 時
     第3回 2011年 7月10日(日) 13~15 時

集合場所:静岡大学教育学部附属教育実践総合センター3

http://www.shizuoka.ac.jp/access/map_shizuoka.html

  

  住所:静岡市駿河区大谷836

  交通機関:JR静岡駅北口バスターミナル6番乗場から「静岡大学」又は「東大谷」行きに乗車し、「静大前」又は「片山」下車(所要時間25分、1時間に57本運行)

内容:子どもグループと、保護者グループに分かれてそれぞれ活動を行います。子どもグループの内容は、別紙のちらしをご覧ください。

参加費:300円(保険代他)

申し込み方法 

    お子様の名前・学年、②保護者様のお名前、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス

申し込みはできるだけ、MAILもしくはFAXにてお願いします。

メール:ananasu.fujinet@gmail.com

電話・FAX:静岡大学こころの相談室 054-238-4954(火曜~金曜PMのみ)

主催:静岡大学教育学部・人文学部

共催:静岡県臨床心理士会

後援:静岡県教育委員会・静岡市教育委員会・浜松市教育委員会