高校でのSST実践

少し前になりますが・・・

静岡県内の県立高校が文部科学省の予算を頂いたこともあり、ソーシャルスキル教育の実践のご依頼を頂きました。副校長先生のN先生と10年前に総合教育センターでお仕事をご一緒させて頂いたご縁で、お声をかけて頂きました。
授業者が私で、学生と担任の先生がTAとして入り、計5回のソーシャルスキルの授業実践を行いました。
今回は、ソーシャルスキルの中でも、特に「感情」に焦点をあてた内容で行いました。
第1回 ソーシャルスキルについて 話すスキル
第2回 聞くスキル
第3回 感情についての理解 リラックス法
第4回 自分の感情に気づく
第5回 気持ちのコントロール 
今回、内容で工夫した点としては・・・
ネガティブ感情体験をした人は快感覚の体験が少ないという先行研究を基に、イライラした時の感情に焦点を当てるのではなく、心地よいリラックスした気持ちの時の体の感覚に気づく体験を入れました(第3回)。
それは、これまでの実践で、体の変化から自身の感情に気づく体験が少なかった生徒がいて、そこに支援が必要だと感じていたからです。このスモールステップをどのように入れるかということで先行研究などを読み込み、快感情を通して自身の心地よい体の変化に気づくような体験を入れることにしました。
第4回は、法政大の渡辺先生とお茶の水女子大の大森先生から教えて頂いたYale大学のプログラムのワークも取り入れてみました。
ゼミ生もとてもがんばってくれました。

Img_7396

Img_7962

Img_7969

Img_7971

Img_7986

*写真は学校及び生徒さんの同意を頂いて掲載しております
5回の授業実践でしたが、回を重ねるごとに生徒さんの反応が変わってくるのがわかりました。最初はちょっと距離がある感じでしたが、だんだん自然になってきて、それがとても楽しく感じられました。
今回の内容は私にとってもチャレンジだったので、生徒さんの反応一つひとつが勉強になりました。またどのように発問すると理解が深まるのか、という問いを自分になげながら進めることができた実践でした。
まだまだ授業実践で力不足ですので、こうした機会を頂けたことに感謝です。
生徒のみなさんにも感謝! 
また会いたいな~(笑)

高知にて

教員研修を担当させて頂くために、高知に来ております。

少し早目の便で到着し、桂浜に行こうとしたのですが、バスの時間が悪く、市内の坂本竜馬の博物館に行きました。
いつもは時間に追われてブラブラすることはほとんどないので、こうした時にブラブラ過ごすのもいいな~と思いながら、観光気分を味わいました。
市内にある「龍馬の生まれたまち記念館」へ。

Image1_1kochi3

*龍馬さんと乙女さんと一緒に(龍馬さんと同じポーズをとっています)

最近、歴史に興味がわいてきたせいか、面白くて、1時間半も滞在して、龍馬や幕末の志士たちに思いを馳せました。
国を想い、命をかけて未来を切り拓いてくれた先人たち・・・。
感謝だな・・・と思いつつ、私たちが未来の子どもたちのために、今の時代をどう切り拓いていくか、しっかりと時代を見据えないといけないなとあらためて考えました。
そして、その夜は高知県の先生方との会食
食事先のおかみさんが座席にいらしてください、高知の風習、そして「可杯(べくはい)」という高知のお座敷遊びを体験させてもらいました!
「可杯(べくはい)」は、コマを回して、出た杯でお酒を飲みます。飲む干すまで杯が置けないというルールです。
これが、噂に聞いたことがある、高知のぐい飲み・・・
穴が開いていたり・・・
下が尖っていたり・・・(笑)

Img_1304

おかみさんを交えてお座敷遊びの体験
全員で爆笑

Imagekochi1

こうしたお酒の文化の話を聞くと、太平洋に面して遠洋漁業が盛んで、様々な国や地域と交流があった高知の歴史を感じます。
そして、他の地域から来た人を、こうした文化を通して仲間として迎い入れていく、高知の人たちの懐の深さを感じました。
さて、これから教員研修です。
高知の先生方、そして子どもたちの役に立つ研修ができるようがんばってきます!

HPリニューアル

久しぶりの書き込みです

コバ研HPが全面リニューアルしました!
ここまで行きつくまでが大変でした(泣)
旧サーバーが壊れ、旧ホームページのデータがすべて無くなるという悲劇に見舞われたり・・・
そんななか、古くからの友人の今村知見氏がHP作成を引き受けてくれ(しかも格安で・・・ありがとう、ちゅうちゃん・・・泣)
トップページの写真は、富士特別支援学校の大石先生が提供して下さいました。
本当にいろいろな方の協力を頂き、素敵なサイトが完成しました!

Website_3

新しいサイトには、これまでに公開した資料もダウンロードできるようにしています。
FBともブログが連動できるようにしてもらいました。
これでアカウントだけだったFBが少し活躍する・・・かも??しれません(笑)
ぼちぼちと更新していこうと思っています

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は、私にとって仕事をどのように進めていくかについて、試行錯誤する年です。目がまわるような忙しさになるんだろうな・・・と考えると、小さい溜息でもつきたくなりますが(笑)、そこをどううまく乗り切っていくかを楽しんでいきたいと思っています。

学校 危機 心理教育プログラム スクールカウンセリング

といったキーワードを軸に、本年も研究と実践を進めていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

Img_13711_800x542

元旦に撮影した富士山です

本年もよろしくお願いいたします

2012年になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします

昨年は、

岩手県での活動・・・

静岡、アナナスでの活動・・・

他にもいろいろと支援活動を行いました。

さてに、沼津の学校での全校一斉のSST実践。

本当に、臨床心理士の仲間、教育学部の教職員の方々、地域の先生方、そしてコバ研ゼミ生、から多くの協力を頂き、様々な活動を進めていくことができました。本当に感謝です

研究面では、科研を代表で1本、共同研究で1本頂くことができ、学校カウンセリングに関わる研究を進めることができています。

ただ昨年の震災支援もあり、研究を落ち着いてできなかったため、今年は少し研究にウエイトをおいていきたいと考えています。

ゼミ生ともども、本年もどうぞよろしくお願いいたします

Img_0673jpg1

<アナナスのキャラクターぬいぐるみ>

3年生ががんばって手作りしてくれました

チャリティマラソン その3

マラソンには多くの方が参加して走ってくれました

Img_0557jpg1

<私が顧問をしているサイクリング部のみんな ありがとう!>

Img_0553jpg1

<陸上部のみなさんも大勢参加してくれました>

参加者の方からのメッセージには・・・

Img_0549jpg1

閉会式の時に、陸上部の学生さんが挨拶をしてくれた時に、

「東日本震災の被災地のために何かできないかと思っていてずっとできなかった。でも自分たちができる「走る」ことで貢献できたことがうれしい」といったようなことを言っていました。

自分にできることはなんだろう・・・と考え、

やれることをやる・・・

支援って、「単色」ではなくて、それぞれの人がそれぞれに考えることで、色あざやかな支援につながっていくのだろうなと思います

若い人たちが、それを考え、行動できると言う実感を持てた機会になれば、本当にいいなと応援しながら感じていました。

被災地の子どもたちのためのチャリティマラソンの様子 その1

12月11日に、教育心理学の学生が企画したチャリティマラソンがありました。私は連日の忙しさプラス、前日は岩手日帰りの強行軍だったため、裏方のお手伝いをしてきました。

雲ひとつない、とてもいい天気でした。

グラウンドには、学生たちが被災地の状況のインタビューをまとめたものや、防災用具、避難方法など様々な掲示物を作って、啓発を行っていました。

Img_0547jpg1

Img_0544jpg1

Img_0542jpg1

Img_0546jpg1

被災地の子どもたちのために、一緒に走りましょう!

私が所属している教育学部教育心理学専修の3年生が、被災地の子どもたちのために義援金を送ろうという目的で、チャリティーマラソンを企画しています。

多くの方に走ってもらい得られた義援金を、被災した子どもたちの進学の費用などに使う目的でできた「ハタチ基金」に送るそうです。

被災地には行けないけれど、何か役に立ちたいと、そういう思いを持っている方は多いと思います。被災地の子どもたちのために、一緒に走りませんか?

私も当日は学生のお手伝いとして参加する予定です。

ぜひご参加をお願いいたします!

************************************

静岡大学チャリティーマラソン
– RUN FOR DREAM –

「一人の一歩が日本の一歩に」

日時 2011年12月11日(日) 午前9時スタート (受け付けは、8時から)

※雨天の場合 2011年12月18日(日)

場所 静岡大学 静岡キャンパス グラウンド・競技場

種目:3.11km 9.33km 6.22時間走 の三種目(6.22時間走は、リレーでもソロでもOKだそうです)

参加費 300円(保険料+義援金)

申込方法 以下のことを記入してメールをお送りください。
         件名「申し込み」
         本文「氏名・連絡先・学校名/学部/学年・団体の場合は団体名」
       メーリングリストへの参加アドレスを添えて返信します。
 ※参加者のみなさまへのお知らせはメーリングリストにて行いますので、ご登録お願いします。

申込・問い合わせ: shinri_14@yahoo.co.jp

関連サイト:http://profile.ameba.jp/shinri14