先月、琉球大学で開催された日本カウンセリング学会第40回大会で、日本カウンセリング学会学会賞の一つである「学校カウンセリング松原記念賞」を受賞いたしました。
正直、学会賞のような栄誉ある賞を自分が頂けるなんて、思いもよらなかったので(これぞ、”想定外”)、内定のご連絡を頂いた時には、「え?なぜ私?」としばらくぼーぜんとしました。総会で、福島先生から受賞理由を聞くまでは、「新手のドッキリだったらどうしよう」と思い、最後の最後まで自分の受賞が信じられませんでした。理事長の國分先生から賞状を頂いて、ようやく受賞を実感できたのが本音です(笑)。
受賞理由は、カウンセリング研究に発表した2本の論文、そして学会での活動、児童虐待に関して早期から着目し研究していたことなど、学校カウンセリングに関する活動を総合的に評価され、理事の先生のご推薦もあり、受賞が決定したそうです。
この受賞は自分の力だけで頂けたものではないと思っております。受賞の際に「一言コメント」と言われ、そこでお話させていただきましたが、この賞は、これまでに研究を指導してくださった先生方、様々な面で支援してくださった方々、学校現場で一緒に活動してきた先生方、これまでに出会った子どもたちや保護者の皆様、そしてコバ研やポレポレクラブの学生のみなさんといった、本当に多くの方のサポートのおかげです。本当に本当にありがとうございました!!受賞できたのは、こうした多くの方々の出会いの賜物と思っております。今後も、いつも笑顔で、どんな状況でもあきらめず、あらゆる状況に対応できるスクールカウンセラー、そして研究者として、精進していきたいと思っております。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
さらにその後、沖縄に住んでいる国際武道大学時代の教え子のポレポレクラブのスタッフが集まってくれて、同窓会&お祝い会をやってくれました。 久しぶりに元気な(元)学生たちの顔が見れて本当に楽しかったですし、心からうれしかったです。勝浦で共に子どもたちのためにがんばった時代が、キラキラして見えて、とてもなつかしく思えました。
これからも、学校現場を大切にした実践、研究を進めていこうと、改めて確認した沖縄への旅でした。