綿竹チームの再会

今、四川から心のケアに関する訪問団が来日している。JICAが中心となって、今後5年間、四川での心のケアを支援すると言う事業の一環だ。先週、その訪問団とのお食事会に参加するために神戸に行ってきた。

その席には、神戸の震災で家族を亡くした大学院生なども参加していて、その当時の話をしてくれたりした。四川から来た方たちが、14年後に子どもたちがこのように体験を克服するとよいという見通しを持ってもらう意味でも、彼女の語りはとてもよかった。

兵庫県はとてもユニークな教員組織をもっている。教職員組合と教育委員会が協働して、「EARTH」という組織を作り、被災地での教員によるケアに関して、教師の立場でできる様々な支援を行っている。すでにスマトラ島大地震の時にも、神戸の先生を派遣して、現地の先生方の支援を行ってきたと言う。今回も、EARTHは四川の先生方や子どもたちをサポートするために、JICAと組んで活動をしているそうだ。食事会には、関連する先生方が来ていた。すごく、熱くて、面白い方たちばかりだった(笑)。言葉はわからなくても、子どもたちはこの先生方の周りに集まってくるだろうな~と思った。

この日は、第二次派遣の時に綿竹避難キャンプに派遣された3名(高橋先生、黄くん、私)が久しぶりにそろった。あの言葉を失うほどの倒壊した町並み、そして3万人が生活をしていた避難キャンプでの活動、言葉が通じない中での活動の中で、3人で力を合わせて活動したこと、一緒に遊んだたくさんの子どもたち、そして被災体験の語り・・・毎日、35度を超える気温の中で、被災した人たちと一緒に過ごした。3

3次会では最終的にこの3人となったので、まったりと避難キャンプでのことを語り合った。Image111

そして、次の活動のことについても・・・

とにかく、綿竹でのことを思い出して、語り合える唯一の3人でもあるから、ずっと話は尽きなかった。

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