心のケアの資料提供

東北地方で発生した地震により大きな被害が出ています。

まだ救助されていない方々が一刻も早く救助されることを心から祈っています。

そして避難された方々に、食料や水、暖をとれる機材が届き、少しでもほっとできるような状況になることを祈っています。

ただただ、祈ることしかできない自分の状況に歯がゆさを感じています。

でもまずは、今、自分にできることをやろうと思っています。

まずは静岡県で。

今回の地震は、静岡県の子どもたちが体験した地震は、震度4程度ですので、そんなに大きくはありませんでした。

ただ、テレビの映像で甚大な被害がでており、その映像を目の当たりにしたりて不安になっている生徒も多いと思います。
さらに震源が東北だけではなく、長野県の方でも揺れていて、「次は静岡ではないか」という漠然とした不安が強くなっていると思います。
「眠れない」「一人でいるのがいや」といった反応がでてくると思います。

静岡に地震が起きていな今の状況のままで、今週先生方がやるべきこととしては、

静岡県内すべての養護教諭に配布してある「学校現場・養護教諭のためのこころのケアハンドブック」を使って、保健だよりの制作をして、生徒や保護者への啓発を図って欲しいと思います。

また念のため、養護教諭の先生方は、医薬品など校内の備品の管理はしておいた方がよいかと思います。

揺れがあった時に、私はSCで中学校でカウンセリングをしていたのですが、過呼吸になったり、一人で帰れなくなった生徒が出ました。
早速、ハンドブックを使って「こころの健康通信」を作って、月曜日に学校で配布してもらえるようにしてきました。

その資料を、このブログを見た方々にも使って頂けるようにUPしました。どうぞ遠慮なく使って下さい。関東周辺の学校の先生方もぜひご使用ください。

こころの健康通信(pdfファイル)

「kokoro.pdf」をダウンロード

「心のケアの資料提供」への10件のフィードバック

  1. 今回の地震、オロオロしているだけの私。
    「お手伝いできることがないか?」と思い、
    まず思い浮かんだのが、先生です。
    周りの状況が落ち着いたら、先生が現地に
    赴かれるであろう事は推察できます。その
    時に必要な物資等をご教示ください。
    金沢の親の会にも連絡して、協力できるよう
    動きたいと思っています。
    「こころの健康通信」はコピーして、学校に
    渡します。また、親の会でも活用させていた
    だきますね。
    取り急ぎ、ご連絡いたします。

  2. 小林先生ならもしかして、ブログに何か役立つ情報を載せてくれているかな…と思って覗いてみて正解でした。
    早速、教師の友達にこのページを教えてあげたいと思います。
    私自身、明日出勤してどんな状況になっているかわからないのが正直不安ですが、
    …自分にできることをしようと思います。
    少しでも多くの人に、少しでも早く、少しでも安心できる瞬間が訪れますように。

  3. 小林先生こんばんは。
    「こころの健康通信」を、ありがとうございます。
    直接には何の被害も受けていない自分で、甘えていると思われるかもしれませんが、連日の報道から精神的に十分にダメージを受けているのを感じます。生徒達も、いろいろな思いでいることと思います。そういう時に、こういった具体的なものを出していたいたことに、心から感謝いたします。
    自分のささやかなMLでも、紹介させてください。

  4. はじめまして。千葉県発達障害者支援センターの高橋と申します。
    「こころの健康通信」を拝見し、是非千葉県内の皆さまにもご活用いただけるように、こちらの資料のリンクを、当センターのHPにリンクを貼らせていただきたいと考えております。
    ご承諾をいただければと思い、こちらにコメントさせていただきました。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  5. 皆様
    閲覧、そしてコメントありがとうございます!
    資料の配布、そしてリンクですが、どんどん貼って下さって結構です!
    多くの方々がこうした状況の中、どのように過ごせば、少しでもほっと安心できるかを知って頂くことはとても大切だと思います。
    皆様の日々の見守り・支援の中で、ぜひ活用して下さい!

  6. 愛知県でスクールカウンセラーをしています。月曜日の朝の段階で全職員に配布し、養護教諭にアナウンスしていただきました。職員へも効果があったかな?と思いますし、平常運行の学校生活の中に配慮が生まれたかと思います。せっかくなので、こころのケアハンドブックもコピーし、とりあえず養護教諭と校長先生にお渡ししました。ありがとうございました。

  7. 小林先生 資料のダウンロードとリンクを御了解くださりありがとうございます。当課のHPにて紹介させていただきます。今も子どもたちの心は揺れ動き、様々な行動や表情に表れていることと思います。一番身近にいる大人が、まずはしっかりと安定していくための道標として、活用させていただきたいと思います。

  8. 小林先生へ
    先程の投稿いたしましたが、リンクの許可をいただく前に「御了解」という記述をしてしまい。大変失礼致しました。改めまして秋田県教育庁幼保推進課のHP「わか杉っ子元気に!ネット」にリンクをはらせていただきたいと思いコメントしました。
     どうぞよろしくお願い致します。

  9. 皆様
    本当にありがとうございます!
    秋田や愛知などの地域でも活用していただけいると知り、本当に心からうれしいです!
    遠慮なく、ご自由にダウンロード、リンクを貼って頂いて大丈夫です。
    被災した方々、そしてそれ以外の地域でも不安を抱えている子どもたちの支援に役立てて頂きたいので、他の支援者の方々にもご紹介いただけたらと思います。
    こういう大変な時こそ、できることをやり、人とのつながりを活かして、支援できたらと考えています。

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