再び、四川へ

再び、四川に行ってきます。

以下、第二次派遣の概要です。

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中国四川大震災心のケアチームの第2次派遣について

日本心理臨床学会・理事長 鶴光代/日本臨床心理士会・会長 村瀬嘉代子

                                              日本心理臨床学会(会員数20,148)は、西南大学心理学院(重慶)の要請を受けて、中国四川大地震によって被災した人たちへの心のケア(心理援助)に携わる心理専門職者・学生ボランティアに対して、災害が多い日本の心理援助に関する専門的知識を伝達するため、臨床心理士4名を5月26日から1週間、重慶、成都、徳陽に派遣しました(第一次派遣)。その結果、心理援助のニーズは高く、中国の心理専門職者・学生ボランティアへ、さらに専門的知識を提供する必要があると判断し、臨床心理士9名と通訳学生2名を派遣することを決定しました(第2次派遣)。期間は、71日~78日の間で、北京グループ(5名)と重慶・西南大学グループ(6名)が前半それぞれに活動し、成都にて合流し、後半は、被災地での心理援助のあり方を助言・交流する予定です。

なお、今回の派遣は、中国心理学会と中国西南大学(重慶)の要請によるものです。これを受けまして日本心理臨床学会と日本臨床心理士会は、民間支援の形で災害ストレスケアの専門家を中国に送り、先方の心理専門家に対処法を伝達することに致しました

1,チーム名:中国四川大地震心のケアチーム日本

2,派遣メンバー ◎第二次派遣総括リーダー  ○班リーダー

冨永良喜(兵庫教育大学大学院・教授)

高橋 哲(芦屋心理生活研究所・所長)

吉 沅洪(広島市立大学・准教授)

矢島郁代(新潟県柏崎市元気館)

高橋光恵(兵庫県スクールカウンセラー)

○小澤康司(立正大学・准教授)

  小林朋子(静岡大学・准教授)

  岡嵜順子(予防医学心理学研究室代表)

  織田島純子(新潟県スクールカウンセラー)

  黄 正国:広島大学教育学部学生(通訳)

  張 磊:東京大学教育学研究科博士後期課程学生(通訳)

派遣期間:7/1~8日

3,活動予定

1)北京にて、心理専門職者に、阪神淡路大震災・新潟中越地震などでの心のケアの理論と実践方法について、伝達する.

2)西南大学(重慶)にて、心理専門職者・学生に、避難所での心理援助の実際や災害後のカウンセリング実習など、実践的研修を行う。

)中国心理学会、西南大学がサポートしている被災地を訪問し、助言交流する。

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私は、前半は第一次派遣でお世話になった重慶にある西南大学で研修を担当させていただきます。その後、冨永先生たちの北京チームと合流して、成都に向かいます。その後、後半は高橋先生をはじめ4名で、綿竹に入り、避難所を中心に活動する予定です。綿竹は、学校など多くの建物が倒壊し、多くの方が亡くなったところです。そして、今でも多くの方が避難生活をしています。

現在の気温・・・重慶は35度、成都は33度・・・非常に暑いようです。この中で避難生活を送っている多くの被災者の方たちのことを思うと・・・。

心静かに・・・

そして、スーパーヴァイザーから頂いたことば・・・

[身の丈の無力感を抱えながら、そこに身も心もしっかり自分らしく居ること」

これを胸に活動してきます。

また帰ってきたらブログでご報告します。

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