今日は、筑波大学より博士(教育学)を頂けることになったので学位記授与式に出席してきました。論文博士として、学位論文「子ども支援のための教師へのコンサルテーションに関する研究-効果的なコンサルテーションスキルの観点から-」を、筑波大学の先生方に審査していただき、晴れて博士号を頂けることになりました。学位記授与式にはコバ研を巣立って、現在筑波大大学院にいる上田さんも駆けつけてくれて、私をイメージしたというオレンジ色のお花のブーケをプレゼントしてくれました。コバ研OBにも祝ってもらって、とてもとてもうれしかったです(泣)。
学位論文の内容は、スクールカウンセラー(SC)・相談員や特別支援の巡回相談などの立場の人(コンサルタント)が、子どもに日常関わる担任の先生(コンサルティ)などを支援する「コンサルテーション」に焦点をあてています。支援を提供する側のコンサルタントが、支援を受ける側である担任の先生にどのように支援したらよいかについて、コンサルテーションの各ステップごとに明らかにしました。この学位論文のデータの中で、まだ学会誌に投稿していないデータは順次、論文投稿していきます。また、一般書としての出版も計画している段階です。私が大切にしている「研究成果を現場に還元し、役立てる」を来年度は丁寧にやっていこうと考えています。またコンサルテーションに興味のある人たちで研究会や学会でのシンポジウムが企画も考えているところです(このブログを読んで、コンサルテーションに興味のある(持った)方は、私までご連絡くださるととてもうれしいです)。
今年度は仕事をしながらの学位論文の最終執筆に取りかかっていたので、とってもきつかった1年でした。大学の方も教員スタッフが休職等で少なかったため、静大に移ってから一番多い授業数になり、かつ大学運営上の細々した仕事をこなしました。テーマに関連しているSCはどうしても辞めたくなかったので、がんばって両立させていきました。そんなこともあって執筆にかける時間をどう捻出するかが大変で、今年度は(も?!)コバ研の学生スタッフにはずいぶんと迷惑をかけてしまったと、とても反省しています。本当にいろいろな方々の支援、協力のお陰で無事に博士号を取得することができました。ブログ上からではありますが、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
そして、これまで同様に、学校現場の子どもたちの支援に結びつく研究、そして実践を進めていきます。
博士号取得、おめでとうございます!!
先生のお忙しさを思うと、私たちとも関わってくださること、大変ありがたく思います。
たくさんのお時間を割いていただき、感謝しております。
「研究成果を現場に還元し、役立てる」事をしていただけるのは、子供達にとっても、私たち保護者にとっても、もちろん先生方にとっても、とてもありがたいことです。
これからも、どうぞご無理をなさらないよう、ご活躍を期待しております。
お祝いのMAILをくださった皆様、ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。足かせ(!?)が取れたので、これからもっとパワーアップしていきますのでよろしくお願いします(笑)。
>F.Fさん
お祝いのコメントありがとうございます。大変忙しい中でしたが、がじゅまるの子どもたちと触れ合っている時間はとても癒されていました(笑)。昨年度は子どもたちを支える立場であるにもかかわらず、こちらが支えられているな~と思うことが度々ありました。だから「お互い様」なんでしょうね。
先日の「遠足」(!?)もとても楽しかったですね(笑)。
学位取得おめでとうございます。
おかげさまで屋久島でも教育相談を(お願いしたい側の)積極的に考える機運が少しずつ高まってきています。
親として抱えていた泣き所に、少しずつ光が見えそうな気がしてきた、というところでしょうか。
小学校のみならず、今年は私も安房中Pに移りましたので、地域でより多くの力を合わせるべく、少しずつ話し合いをすすめております。
今年度もどうぞ宜しくお願いします。
>モスフォレスター3さん
お祝いのメッセージありがとうございます!
博士論文は本当に屋久島に行く日を目標に執筆していたようなものでした。心身ともに疲れ切っていても、屋久島の森に入るとなんだかいつも元気になれたんですよね(笑)。これこそ「本当の森」のスゴさだと思います。
屋久島の皆さんのお力になれるのであれば、お声をかけていただけたらまた屋久島まで馳せ参じます(笑)。今後ともどうぞよろしくお願いいたします(ペコ)。